2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

 今春のオペラ

3/29 神々の黄昏 ついに観た、トーキョー・リング。クラシック音楽を聴く耳を育てていない自分には、キース・ウォーナーの奇抜な演出が実に楽しかった。こんなに面白いものなら、毎年観に行けばよかった。完結編だけ観てしまったのは残念。しかもチクルスが…

今春の古典芸能

2/22 内濠十二景 フランスの日本大使だったポール・クローデルの「二重の影」という小説を、能として観世栄夫氏が構成。能を観るのが初めてなのに、こんなに変わり種を観てしまった。正直どう評していいやらわからない。が、能表現が持つ、一種の夢幻的な雰…

今春のミュージカル

4/28 オン・ユア・トゥズ 上記、マシュー・ボーンの「白鳥」でファンを魅了したダンサー、アダム・クーパー主演のミュージカル。1920年代を舞台にした話で、内容はぱっとしないが、アダムのコメディアンぶり、タップ、歌、劇中劇のバレエシーンなどファ…

今春のダンス・バレエ

昨日に続いて、今春の印象に残った舞台を。 2/23 コンフェッション(熊川哲也) 食わず嫌いだったクマテツをはじめて観る。クマテツの振付は特徴があって、なかなか面白いと思った。小品も新作もそれぞれによい。オケもよかったように思える。舞台演出家とし…

今春の演劇

三月は文章書き、四月は新学期と忙殺され、ここもしばらくお休みした。GWも慌ただしく過ぎていくが、ここらでちょっと復習しておくことに。書かなかった間に印象に残った舞台について一言ずつ。まずは演劇編。 2/24 美しきものの伝説 紀伊国屋ホール 大正…